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五月人形
円武者三段飾り
1992年作

端午の節句の五月人形を組み木の形で創ろうとして、はじめに頭に浮かんだのは、鯉のぼりや金太郎でした。 今日、家の中で飾るものとしては、鎧や兜の戦いの具足飾りを段の中心に据えるのが普通です。 桃の節句の雛人形と大きく違うところは、ひとがたをした人形が中心でなく、戦いの道具が大きく占めていることでしょう。
しかし、私に興味があるのは、道具よりも人形や動物の、生きとし生けるものたちの組み合わせです。 生きものの動きや表情、姿に限りないいつくしみを感じるのです。
私の五月人形は、武者姿の童子や折り紙の兜をかぶった子ども、馬、鯉、金太郎などが主人公です。 いずれも子どもたちの手の中で遊ばれ、遊びを通して健やかに育っていくことを願っています。

雛壇について
雛壇は9ミリ厚シナ合板でできています。 組み立て式で誰でも簡単に組み立てることができます。収納時はたいへんコンパクトになります。
