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雛人形
楕円雛七段飾り
2003年作 南風の生活文化展2003・九州経済産業局長賞受賞
今日、家で飾られる商品びなが、子どもの遊びの対象でなくなったのは残念なことです。 ひなは、枕草子や源氏物語にも登場する「ひいなあそび」として、平安朝の頃には子どもの遊び道具でありました。 私は、ひな本来の遊戯性を取り戻すべく、子どもが手にとって遊べる、単純で素朴な組み木のひなを作りました。
写真は2003年作の「楕円雛七段飾り」です。 昔から秋田に伝わる杉材の曲げわっぱ、その七つの容器の中に七段のお雛さまを一段一段収めるように工夫しました。 ぼんぼりの丸棒支柱などもすべて木片の穴の中に収まります。蓋をあけると、和菓子のような淡い彩りで、お雛さまが収まっています。
15人の人形を段の上にどう飾るか、そして曲げわっぱの中にどう収めるか、 そのすべてが雛祭りの日の愉しい遊びとなるでしょう。
各段の容器への収納の仕方
丸棒は人形の中(黒線の部分)に収まっています。
雛壇について
雛壇は9ミリ厚シナ合板でできています。組み立て式で誰でも簡単に組み立てることができます。 収納時はたいへんコンパクトになります。